TRUMPFの短パルス/超短パルスレーザは、マイクロ加工に理想的な産業向けツールです。これは例えばカッティング、穴開け、アブレーション、ストラクチャリングなど、様々な材料の一般的な全ての加工方法に理想的です。TruMicroシリーズの範囲は、ナノ秒レーザ (ns-Laser) から超短パルスレーザ、ピコ秒レーザやフェムト秒レーザ (ps/fsレーザ) に至るまで多岐に及びます。psレーザとfsレーザは、中程度の平均出力において材料を非熱加工できます。TRUMPFの短パルス/超短パルスレーザにおける平均レーザ出力は、低ワットから数百ワットに及びます。パルスピーク出力は、比類ない高さに到達する一方で、総コストについてはレーザサイクル全体で極めて低コストを維持できます。
短パルス及び超短パルスレーザ
TruMicro 2000シリーズのファイバベースの超短パルスレーザの優れた特徴は、コンパクトで軽量な構造にあります。控えめの平均出力と高いビーム質を両立させることで、医療技術分野またはフィルム加工分野など、新たなアプリケーション範囲への道が拓かれます。
Photo courtesy of TRUMPF Scientific Lasers GmbH
レーザーパラメータ |
TruMicro 2020 |
TruMicro 2030 |
平均最大出力 |
10 W |
20 W |
ビーム品質 (M²) |
< 1.3 |
< 1.3 オプション < 1.2 |
波長 |
1030 nm |
1030 nm |
パルス幅 |
20 ps |
20 ps オプション 900 fs |
最大パルス エネルギー |
10 µJ オプションで20 µJ又は50 µJ |
20 µJ オプションで 50 µJ または 100 µJ |
最大繰り返し周波数 |
1000 kHz オプションで2000 kHz、50 µJパルスエネルギーでは200 kHz (10 W) |
1000 kHz オプションで 2000 kHz、50 µJ のパルスエネルギーで 400 kHz(20 W)あるいは 200 kHz(100 µJ のパルスエネルギー)~ 2 MHz(10 µJ のパルスエネルギー)で設定可能 |
構成 |
|
|
ABMESSUNGEN LASERKOPF (B X H X T) |
570 mm x 360 mm x 180 mm |
570 mm x 360 mm x 180 mm |
電源ユニット寸法 (幅 X 高 X 奥) |
510 mm x 485 mm x 180 mm |
510 mm x 485 mm x 180 mm |
TruMicro 5000シリーズにより、様々な材料を低コストで高速に加工できるようになります。工業産業での使用に完璧に適しており、品質、生産性及び収益性のすべてにおいて最適化された加工を実現できます。ピコ秒及びフェムト秒レーザは、超短パルスと最大500 μJに達する高いパルスエネルギーを誇ります。
レーザーパラメータ |
TruMicro 2020 |
TruMicro 2030 |
平均最大出力 |
10 W |
20 W |
ビーム品質 (M²) |
< 1.3 |
< 1.3 オプション < 1.2 |
波長 |
1030 nm |
1030 nm |
パルス幅 |
20 ps |
20 ps オプション 900 fs |
最大パルス エネルギー |
10 µJ オプションで20 µJ又は50 µJ |
20 µJ オプションで 50 µJ または 100 µJ |
最大繰り返し周波数 |
1000 kHz オプションで2000 kHz、50 µJパルスエネルギーでは200 kHz (10 W) |
1000 kHz オプションで 2000 kHz、50 µJ のパルスエネルギーで 400 kHz(20 W)あるいは 200 kHz(100 µJ のパルスエネルギー)~ 2 MHz(10 µJ のパルスエネルギー)で設定可能 |
構成 |
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ABMESSUNGEN LASERKOPF (B X H X T) |
570 mm x 360 mm x 180 mm |
570 mm x 360 mm x 180 mm |
電源ユニット寸法 (幅 X 高 X 奥) |
510 mm x 485 mm x 180 mm |
510 mm x 485 mm x 180 mm |